【体外受精体験談】通院回数と費用教えちゃう!始める前に知っておく基礎知識はこれ!

スポンサーリンク
体外受精 体外受精

こんにちは。39歳で妊活を始め、42歳でママになったミズガメです。

『妊活いろいろやっているけど自然妊娠の成果が全然出てこない……』

そんな時、次に考えるのは不妊治療を始めるべきか、いや来月は妊娠できるかも!と次に期待と悩みどころですよね。

悩める妊活中のあなたに私が体験した『体外受精』についてのお話をします!

この記事を読んでいる人は、自然妊娠に挑戦したり、人工授精を試したりいろいろ妊活を経てまだ結果が出せず体外受精を検討中の人が多いと思います。

私の経験も踏まえ、体外受精の基本、病院に行く回数、かかった費用をお伝えしています。

検討している人はぜひ参考にしてくださいね!



体外受精知るべき2つの基本

体外受精はIVF(In Vitro Fertilization)と簡単に呼ばれます。

手術によって卵子を体外に出し、採取した精子と掛け合わせ、受精が認められた胚を女性の体内に戻す方法です。

IVFと呼ばれることが多いので、この呼び方も知っておくとよいでしょう。

個人的には体に負担ある手術でした。日帰りですが全身麻酔で術後はぼーっとしたり、痛みが残ります。前日も空腹にしておかないと麻酔が使えないので体外受精は体力づくりも必要です。

妊娠率

年齢にもよりますが、18%から35%と一般不妊治療と比較すると自然妊娠に比べると高い妊娠率です。

妊娠率はタイミング法や人工授精よりも高いのですが、料金も高いですし、女性の体への負担も大きいので、治療の最終手段として選ぶ人が多いです。

治療の流れ

  1.  術前検査(1~2回)
  2.  卵巣刺激のための投薬や注射(採卵まで5~8回)
  3.  採卵と精子調整(人工的に濃縮して強くすること)
  4.  媒精(卵子と精子を一緒にし受精させること)
  5.  培養(採卵後、受精を体の外で行い胚になるまで育てること)
  6.  胚移植(卵子と精子を体外で受精させた後女性の体に受精卵を戻すこと)
  7.  黄体管理(注射2回)
  8.  妊娠判定(血液検査)

これらが生理周期に沿って行われます。

体外受精の通院回数

どのくらい通院するのかというと、まず「体外受精をする」という意志を病院に伝えます。

その後、あなたの生理周期に合わせたスケジュールを組んでもらえます。

以下は私の通院履歴です。

  • 生理初日:術前検査
  • 生理3日目、4日目、5日目:注射のため通院
  • 生理開始から6日目:診察と注射
  • 生理開始から7日目、8日目:注射のため通院
  • 生理開始から9日目、10日目:診察、注射、術前検査
  • 生理開始から12日目:採卵
  • 生理開始から14日目:診察
  • 生理開始から15日目:移植
  • 生理開始から18日目、21日目:注射のため通院
  • 生理開始から25日目:判定日

参考までに、こちらの画像はIVFスケジュール表と私のカレンダーです。

体外受精スケジュール

私の場合は通院回数は判定日(翌月)も含め15回でした。

自己注射をする場合は、通院回数を少なくすることもできるとのことで、その場合は月に5,6回の通院となります。



体外受精にかかった費用

不妊治療の中で最も高額な治療で50万円程度かかりますが、2021年1月より治療費の助成が拡充され、所得制限などが撤廃されました。

体外受精1回につき30万円助成されますので、負担金額は20万円程度です。

以下は私の治療費の領収書です。

助成拡充前なので、総額で468,500円でした。

体外受精費用

費用を払うタイミング

領収書の写真からも分かるように、まとめて50万円を支払うのではなく、診察ごとの支払いでしたので、なんとなくお財布に優しい気がしました(笑)

私は残念ながら、体外受精では妊娠しなかったので、判定日の支払いはすごーくどんよりした気分になりましたよ。

残念ながら妊娠しなくても支払いは発生します。『85,800円かあ……。』

今でもあの日、お財布を取り出すとき、すごーくすごーく気乗りしなったことをリアルに思い出せます。

高額なことを覚悟

不妊治療はお金がかかる、と聞いたことがあると思います。何百万もかかったとか、貯金がすべてなくなったとか、ぞっとするようなことを耳にしたこともあるかもしれません。

たしかに、体外受精はほかの治療と比べると高額ですが、1回の治療は20万円ほどです。案外、トライしやすい金額なのではないでしょうか?

女優の小松みゆきさんが、49歳で出産されましたね。14回にわたる体外受精(しかも顕微授精)で赤ちゃんを授かることができたそうです。

医療費は1000万円に上ったそうです。1回の採卵で受精卵が複数できれば、すぐに移植する胚以外は凍結し、次の移植に回すことができるので、治療費をおさえることができますが、採卵の状況がよくない場合は、何度も採卵を繰り返すことになりますから、治療費も膨れ上がります。不妊治療の費用が莫大になるのは、このように採卵を繰り返す場合です。

体外受精に限らず、人工授精でも2万円くらいかかりますので、カード支払いができる病院のほうが安心ですね。

スポンサーリンク

まとめ

体外受精受ける際に知っておくべき基本は次の4つです。

  • 妊娠率
  • 治療の流れ
  • 通院する頻度
  • 費用

私の体外受精体験スケジュールと、助成拡充前のかかった費用をお伝えしました。

時間とお金がかかる治療ですし、体の負担も大きい治療ですので、夫婦でよく勉強し考えたうえで体外受精をするかどうかを決めるといいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました