39歳で妊活を始め、42歳でママになったミズガメです。
『妊活』と一言でいっても、方法やタイミングなど実際のプロセスはよくわからないという人も多くいると思います。
では一体どのように始めるべきなのか?
それは自分の年齢を把握したうえで適切なものを選ぶと成功する確率がぐんとアップします。
妊活をするカギはまず自分の年齢の妊娠率を知ることです!
あなたは自分の年齢の妊娠する確率知っていますか?
不妊治療を始めるタイミングは妊娠率とどのように影響するでしょうか?
この記事では年代別に不妊治療を始めるタイミングをどのような数値を知る必要がるのかシミュレーションと共にお届けします!
あなたはいくつ?年齢別妊娠率紹介
唐突ですが、あなたは今何歳ですか?
妊活には年齢の件は避けては通れません。自分の年齢を知ることから妊活がスタートできます。
基礎体温表や生理周期など一般的なデータと自分自身の年齢に合った妊娠をする方法に向き合っていくことが実は一番大切なんです。
年齢が若い人は妊娠しやすく、年齢が上がるごとに妊娠しにくくなります。
では、実際にあなたの年齢ではどのくらいの人が自然妊娠できるのでしょうか?
年齢別自然妊娠する確率
避妊なしで性生活をした場合の1年間のうちに自然妊娠できる確率を年齢別にまとめました。
- 20~24歳 86%
- 25~29歳 78%
- 30~34歳 63%
- 35~39歳 52%
- 40~44歳 36%
- 45~49歳 5%
- 50歳以上 0%
出典:https://www.fujinka-lab.com/column-natural-pregnancy-probability/
1年間(約13回の生理周期があります)で、自然妊娠にチャレンジしているカップルが1年後にどれだけ妊娠しているかという数値です。
20代では8.9割の人が1年以内に妊娠つまり9割の人が13回ある周期のどれか一つで妊娠できるということです。
13回ある周期を1年以内に妊娠に結び付けられる人が20代では8.9割いて、35歳では5割ということになります。
20代前半のあなた、「なーんだ!9割妊娠するのね!楽勝!」と思いましたか?40代のあなた、「まだ40代前半だから大丈夫!」と思いましたか?
では、次に妊娠しやすい時期といわれている排卵日周期の妊娠率を数字で見てみましょう。
生理周期の一回当たりの妊娠率
年間13回あるうちのひと周期(生理周期を28日とする)あたりの妊娠率
- 25歳 25~30%
- 30歳 25~30%
- 35歳 18%
- 40歳 5%
- 45歳 1%
出典:https://www.fujinka-lab.com/column-natural-pregnancy-probability/
こちらは1周期(生理周期の28日間)で妊娠できる確率で、性交渉の回数とは異なります。
実はこのひと周期で見る妊娠する確率はどの年代もそれほど高くないのです。20代では3人に1人、40代では20人に1人という結果になります。
ちなみに私の同僚は妊娠を希望して初めての周期で自然妊娠に成功!その時確か30歳前半だったかな~結構これはかなりラッキー!
ひと周期で妊娠しなかった場合は次の周期(28日間)の妊娠率になります。
30代の妊娠確率シミュレーション
では、この1周期当たりの妊娠率をもとに、1年スパンでの妊娠する確率を、30代の排卵日前後の妊娠率数値を例にシミュレーションしてみます。
例えば1月に30歳の人が同級生同士10人集まって、「みんな子供も同級生にしようよ!」と連れション(失礼)ならぬ、連れ妊活を始めたとしましょう。
そんな状況ある?(笑)
1月 | 妊娠できるのは10人中2,3人 |
2月 | (10人-2人)×約30%で2,3人 |
3月 | (10人-2人-2人)×約30%で1,2人。 |
4月 | 1,2人 |
5月 | 1人 |
6月 | 0あるいは1人 |
年間トータル | 10人中6~8人 |
このような結果になります。
実際は人により妊娠率は違うので、高い人も低い人もいますから、年間通して押しなべてこの人数の妊婦が誕生するというわけではありませんが、自分の年齢ならば、1周期でどのくらいの妊娠率があるのか、何周期で妊娠すれば平均的なのかをぜひイメージしてみてください。
ざっくりとした数値を頭にいれておくだけでも、妊活にかかる時間がイメージできて、気持ちにゆとりが生まれますよ。
年齢別不妊治療を始めるタイミングの目安
妊娠率のシミュレーションから、1年間を通しても妊娠しない人が一定数いるということが分かると思います。一般的に不妊の定義とされるのが「妊娠を望む健康な男女が避妊なしの性交を1年間しているにもかかわらず妊娠しないこと」とされています。
20代の不妊治療を始めるタイミング
20代では1年間に妊娠する人が8.9割ですので、ほとんどの人が妊娠します。
しかしながら、この期間に自然妊娠に至らなければ不妊あるいは妊娠しにくい体質であるかもしれません。
1年経っても妊娠しないようであれば、不妊治療に進むのがおすすめです。
30代の不妊治療を始めるタイミング
高齢出産といわれる35歳では1年間に妊娠する人は5割です。
1年経っても妊娠しないことがあっても、20代ほど珍しいことではありません。つまりあなたは妊娠しないほうの5割かもしれないのです。妊娠しないほうの5割であるにもかかわらず1年間治療なしで様子見をするのが得策かどうかは、結局妊娠してみないと分からないことなのですが、半年経っても妊娠しないようであれば、病院に行くことほうが良いと思います。
40代の不妊治療を始めるタイミング
40歳で妊活を始める人は、1年という期間(チャンスは13回)を設けても自然妊娠しない人が7割です。
1年経つごとに坂道を転がり落ちるように妊娠率は低下します。
芸人の平野ノラさんはとくに治療なしで40代で妊娠したようですが、正直そういうラッキーな人は少数派!
なるべく早めに通院するのをおすすめします。
妊娠には卵子だけでなく、精子の質も大きく関係し、卵子同様、精子も老化します。女性の年齢が高いと夫の年齢も高い家庭が多いと思いますので、男性側に不妊要素があるかないかを調べるためにも早めの受診がおすすめです。
まとめ
- 年齢別自然妊娠をする確率(年間の妊娠率)
- 一回の生理周期で自然妊娠する確率
これらの妊娠率を知ることで自分の年齢と当てはめて不妊治療を始めるタイミングを見極めることをお伝えしました。
・20代は1年経っても妊娠しなければ、不妊クリニックの門をたたこう
・30代半ばは半年経っても妊娠しなければ、不妊クリニックの門をたたこう
・40歳以上は、今日にでも初診予約を!
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