まだ迷ってる?体外受精をするべき特徴紹介‼妊娠しないあなたの不妊タイプはどれ?

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体外受精 体外受精

妊活中って『なかなか妊娠しないなー』と焦りが出たり不安になったりしますよね。

  • タイミング法でいつかできると思うし
  • まだそんなに焦る年齢じゃないし
  • 人工授精やれば簡単にできるよね?
  • 最後の砦は体外受精、まだまだ時間あるでしょう

などなど。少し他人事に思ってしまいたくもなりますよね。

でも妊娠を希望してどのくらい経っていますか?

高齢出産が一般的に増えてきてはいますが、その分女性の体が若返って高齢でも妊娠しやすくなるわけではないんですよ。

でも「体外受精」というと、ずいぶん大がかりだし、なんだか神の領域っぽいし、ちょっと怖いな~

と思っている人もいますよね。でもね、単純に考えましょ!

はい!衝撃の一言を言うよ!

「魚はみんな体外受精!」あはは!パンチある一言!

「目から鱗」でしょ?魚だけにね!

自然界には体外受精で命をつなぐ生物もいますから、人間にとっては不自然な方法だとしても、実はわりと理にかなった方法なのかもしれません。

そんなふうに考えたら、ちょっと気が楽になりませんか?

この記事では体外受精についてまだよくわからないけど妊娠したい!試すべきか悩んでいる!という方へ体外受精についていつごろ始めるべきか、どんな不妊タイプに有効かをご紹介します!

体外受精(IVF:In Vitro Fertilization)の概要

まずは体外受精について一般的な知識を付けることが大切です。

卵子を体外に取り出し、あらかじめ採取した精子と合わせ、受精卵をつくります。後日、その受精卵を子宮に戻します。

体の外で受精させるので、体外受精と呼ぶのですね。

年齢にもよりますが、体外受精での妊娠率は18%から35%と自然妊娠と比べると格段に高い妊娠率です。


体外受精の歴史

1978年:イギリスで世界初の体外受精による赤ちゃんが誕生

1983年:日本で初めて体外受精による赤ちゃん誕生

1984年:オーストラリアで凍結胚による赤ちゃん誕生

 1992年:ベルギーで顕微授精による赤ちゃん誕生

体外受精は40年を超える歴史があります。

日本では40年弱ですが、今や生まれてくる赤ちゃんの16人に一人が体外受精で生まれています。この40年の間にポピュラーになった治療法ですね。

ちなみに、78年にイギリスで生まれた赤ちゃんは、2006年に28歳で自然妊娠でママになっています。

体外受精で生まれた子供の生殖器官に問題がない、という一例になりました。

なお、日本では、ほとんどの病院で婚姻関係にあるカップルのみ、体外受精を受け付けています。

体外受精をするべき4つ不妊タイプ

ではどのような不妊が体外受精をするべきなのか、まずは不妊の原因がわからないとそれに適した治療を進めることができませんので様々な検査をします。

その検査で次の4つに当てはまった場合は、体外受精の適応となります。

卵管性不妊

卵管閉塞(卵管が塞がっていて卵子が卵管を進めない)やピックアップ障害(排卵された卵子が卵管にピックアップされずに落ちてしまう)などで自然妊娠が望めない場合。

不妊の原因

出典:https://www.mikalady.jp/sterility/

治療開始のときの検査結果で、卵管性不妊と診断されれば、そのつまずきを体外受精で取り除くことによって、妊娠に至ることができます。

乏精子症、精子無力症などの男性不妊

精子の数が少なすぎる、運動率が低い、運動不良などが認められた場合

不妊の原因

出典:https://www.asahi.com/articles/ASL7D3PTRL7DULBJ005.html

治療開始のときの検査結果で、乏精子症、精子無力症などの男性不妊と原因がはっきりすれば体外受精で妊娠に至ることができます。

抗精子抗体などの免疫性不妊

精子の運動を妨げる抗体があり、妊娠しづらい場合

不妊の原因

出典:https://www.sj-shibuya-bc.jp/staff-blog/?p=794

抗精子抗体などの免疫性不妊は、治療開始のときの検査結果で、不妊の原因がはっきりしているものです。

自然妊娠でのプロセスの中のどこかにつまずきがある場合で、そのつまずきを体外受精で取り除くことによって、妊娠に至ることができます。

はっきりした原因が分からない機能性不妊

原因がわかればそれを取り除いた治療ができますが、タイミング法や人工授精を試みているが、なかなか妊娠しない場合など卵子の状態がよくない、精子が卵管膨大部まで届いていないなどなど、検査では特定できない原因もあるため妊娠しない原因が不明の場合もあります。

卵管が詰まっているなら、卵管を通らなければよい、抗精子抗体があるなら、精子を泳がせなければよい、ということです。

私はこの原因不明のタイプでした。

明らかなる不妊原因は見つかりませんでしたが、高齢であれば卵子も老化しているので、卵子の状態がよくないせいで妊娠しなかったのだろうと思います。

卵管閉塞のため体外受精をした友人、抗精子抗体を持っていて体外受精をした友人(二人とも妊娠して今はそれぞれ3児と2児のママです)がいますので、彼女たちの体験も、またの機会にお話しします。

体外受精にチャレンジするべきタイミング

検査結果で原因不明以外の不妊原因がはっきりした時点で医師から体外受精を薦められると思います。

「つまずき」を取り除くことによって妊娠につながるのであれば、早めにトライするのをおすすめします。

卵子は1日でも若いほうがいいですからね。

悩ましいのは不妊原因不明の人。

「つまずき」がどこにあるか分からないので、本当に体外受精が最善の方法かどうかは、結果を見るしかないのです。

タイミング法、人工授精を何度か試みたけれど結果につながらなかった。そんなときに方法を変えてみるということが一つの突破口になるかもしれません。

私は体外受精では妊娠しなかったけれど、この治療を通して、なんとなく自分には自然妊娠が合っているんじゃないかと思い、再度自然妊娠の基本に立ち返ったら、妊娠することができました。

体外受精に必要なマインド

不妊の原因

病院の方針や先生の性格によっては、体外受精が高額なこと、人工授精での妊娠確率も0ではないなどの理由で、なかなか体外受精を提案してくれない病院もあります。患者本人が「体外受精をしたい」と言い出すまで、高額治療の案内をしない方針(高額治療の営業をしない方針)の病院では、体外受精に踏み切るまで時間がかかるかもしれません。

体外受精に対する考え方は千差万別ですので、「そこまでして子供をほしいと思わない」という人もいるでしょう。人為的な方法に抵抗がある場合もありますよね。そのように考える夫婦も多いので、病院側も体外受精を薦めることに躊躇することもあるようです。

しかしながら、私自身は体外受精を経験してみて、これは有効な人にはとてもいい方法だろうと実感したので、迷っている人にはおすすめしたい治療です。

「時間=もったいない」ので、情報を集めて勉強し、夫婦でよく話し合って、自身で治療の方向を決めていくようにしましょう。受け身に徹するのではなく、能動的に動きましょう。

妊活と就活はよく似ていますよ!人生の決断は自分自身で!

最後に一言!「魚はみんな体外受精!」Take it easy!

まとめ

体外受精をするべき不妊の特徴は

  • 卵管性不妊
  • 男性が原因である乏精子症、精子無力症などの男性不妊
  • 抗精子抗体などの免疫性不妊
  • はっきりした原因が分からない機能性不妊

体外受精をするべき4つの不妊タイプをお伝えしました。

自分の不妊状況をまず知ることが大切ですが、体外受精に踏み込むには受動的でなく能動的に思考し、かつスピーディーな決断と行動力が必要です!

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