『 子供が欲しい!』と思った時私はすでに39歳。
その時から妊活を始めてもなかなか結果が出ず、人工授精、体外受精と治療も行いました。
検査も色々試したのですが、それでも子供ができず不妊治療で妊娠、出産することはなかった私。
しかし、実は結果をもたらしてくれたある方法が一つだけあったんです!
それは、、、鍼灸治療!
治療といってもマッサージやツボ押しのように、本来あるべき自分の体の体質を自然に改善してくれる健康法です。
鍼灸に通い始めたら、なんと3か月で自然妊娠に成功したんです!
まだ試していない人、特に高齢出産年齢で治療だけに拘っているのであれば鍼灸を試してみるのも良いかもしれません。
でも鍼灸ってどうやって受ければいいの?
そんなあなたにこの記事では妊活に適した「鍼灸院の選び方」をお届けします!
不妊鍼灸とは
「鍼灸」……「しんきゅう」と読みます。「はりきゅう」と読むこともあります。
簡単にいうと、鍼灸とは鍼やお灸を適切なツボに刺したり置いたりして血行をよくすることで、体の調子を健康に整える方法です。
血行がよくなるので冷えが解消することから鍼灸は温活方法の一つでもあります。
女性って健康に見えても体が冷えやすいっていうもんね
不妊の原因はひとそれぞれに異なりますが、冷えから派生していることが多いので、冷えを取る・防止することは、妊娠しやすい身体へと導いてくれます。
鍼灸院の選び方3つのチェックポイント
鍼灸院は美容院やコンビニのようにとても身近に存在しています。
今まで興味のなかった人は気づかなかったかもしれませんが、意識して見渡してみると、けっこうたくさんの治療院があることに気付くと思います。
私の通勤路、徒歩で20分約1.5キロメートルの道沿いには4店舗もあります。
たくさんあるとなると、今度はどこに行けばいいか迷っちゃう!
一番いいのは、妊活仲間に紹介してもらうことだけど、条件や好みもあるので、自分でもちゃんと調べよう。
鍼灸院をこれからお探しのあなたに最低限チェックすべき項目をお伝えしますよ!
立地・開院日時
まずは通えるかどうかです。
鍼灸は体質改善の一つですので1回だけの施術で終わり、というわけではありません。
継続して通って初めて効果が出るので以下のポイントを押さえておきましょう!
- 週1,2回通える立地
- 通院の交通手段
- 交通費
- 開院スケジュール
通院頻度は週1~2回のことが多いので、その頻度で通える立地と通院の交通手段や料金についても調べておくといいと思います。
開院曜日・時間が自身のライフスタイルに合っているかもチェック項目の一つです。
私は自宅から約60㎞離れた鍼灸院に1年間通っていました。
まあまあ遠いですよね。
でも車の運転が大好きなので、2時間弱のドライブはとても楽しくてストレス発散にもなっていましたよ。
仕事を辞めた直後だったので可能でしたが、在職中だったらもっと近場で鍼灸院を探したと思います。
継続して通院できる立地かどうかを見極めましょう!
料金・支払い方法
不妊治療の一環としての鍼灸では保険は効きません!
料金は治療院によって千差万別で一回の施術で5000円しないところもあれば、10000円以上のところもあります。
私の調べた感覚では、やはり都会は料金設定が高めですね。継続して通うことを見越しておいた方がよさそうです。
首都圏であれば一回5000円ならだいぶお安いのではないでしょうか。
ほとんどの治療院が1回あたりの料金支払いとなっていますが、コース制(最初にまとまった金額を支払う)のところもあります。
支払い方法のチェックポイント
- 現金のみ
- カード決済
- スマホ決済
定期的な出費ですからできればクレジットカード決済ができるといいですよね。
また、初診料は別途設定しているところがほとんどですので、初回は多めにお金を用意しましょう。
私の通ったところは、1回ごとの支払いでしたが、お得な回数券があったのでそれを何回か買いました。
1割程度お安くなりましたよ。
1年間の針灸通院費
ちなみに、私は1年間(妊娠前から出産直前まで)で93回通院し治療費は約37万円でした。
料金設定がとても良心的な鍼灸院ではありますが、片道60㎞を通ったのでその交通費を含めると実はもっと出費しています。
おそらく1回あたり2000円近くは交通費を使っている(ガソリン代、高速代)ので、治療費37万円にさらに19万円ほどが上乗せされました。
どのくらいの期間通うかは人それぞれですので、まずは半年通うと考えて「通えるか・いくら必要か」を試算してみましょう。
不妊治療の症例実績を調査する
チェックポイント3つ目。不妊鍼灸に明るい院かどうか!これが最も大切です。
鍼灸院にもいろんなタイプがあります。
- スポーツ鍼灸
- リラクゼーション鍼灸
- 美容鍼灸
- リハビリ鍼灸
鍼灸と一緒に整体・あんま、アロマテラピーなどの施術もしているところもあります。
治療院という見た目のところもあれば、エステサロンのような風体のところもあり、治療院ごとに特徴も得意分野も異なります。
妊活の一環として通うので、やはり妊娠という結果を求めたいですよね。
不妊鍼灸に対して症例が多くあるところがいい!
でもどうやって見極めるの?
近所の4軒の治療院は、整体治療にスポーツ鍼灸、美容鍼灸、など鍼灸もやっているけど痛みを取ることをメインとしています。
その中でも治療院の看板には「子宝」の文字があることも。
こちらは不妊の症例がありそうです!
症例があるかどうかを知るための3つのポイント
- 店の看板
- ホームページの情報
- 問診票の事前確認
たいていの鍼灸院のウェブサイトに詳しく症例やどのような治療を行ってくれるかがわかりますが、もし問診票のダウンロードが可能であればそちらをチェックすると手っ取り早く知ることができます!
症例の中に自分の状態に近いものがあればさらに心強いですよね。
初診の問診表を事前に書いて持参する院の場合は、ホームページにダウンロード用の問診表が載っていることが多いので、問診票の中身を見てみるのもいいですね。
全身に関しても妊娠に関することも記入する問診票です。
こちらは私が通ったビッグママ治療室の問診票。A4で全6枚、内2枚分が婦人科・妊娠にまつわる問診票です。2枚分を紹介します。
基礎体温表や不妊クリニックでの検査結果などを持ってきてほしいという案内があるところは、不妊鍼灸にちゃんと力を入れているところですので、これも選択の目安になりますよ。
不妊専門の治療院もありますが、とくに専門と謳っていなくてもかまいません。
なぜなら鍼は体全体を整えて妊娠しやすい身体づくりをするものなので、改善するのは不妊症状だけではないからです。
つまり鍼の目的は不妊だけに限定するものではないのです。
- 体全体を整えた先に妊娠がある
- 妊娠しやすい身体になるための現時点のあなたの体の課題
- 治療の方向性
などを丁寧に説明してくれる先生だと安心ですよ。
ミズガメの余談
まったくの余談ですが、10年くらい前にこんなことがありました。某サイトで美容院を探していて、場所も料金も好条件だったので、他に何も調べないままポチっと予約し、行ってみてびっくり!そこはエクステに強い(ほぼエクステ専門)の美容院だったのです。もちろん丁寧にカットしてくれましたし、仕上がりにもサービスにも不満はないのですが、店員さんもお客さんもみんなゴリゴリのギャルだったので、当時30代半ばの私には場違い感が凄かった・笑
あなたは、美容院も鍼灸院もちゃんと調べてから、自分の目的に沿ったところに行ってくださいね!
まとめ
妊活として選ばれることもあるはりきゅ治療はさまざまな特徴があります。
妊活のための、自分にあった針灸治療院を見つけるためのポイントをお伝えしました。
- 立地、開院曜日・時間
- 料金
- 不妊鍼灸の症例 (実際の看板、ホームページ、問診票を見てみましょう)
この3点は最低限チェックしましょう!
妊活の強い味方になってくれる鍼灸院!高齢妊活はスピードが大事ですから、鍼灸をうまく取り入れて、体質改善(妊孕力を取り戻す)をさくさく進めましょう!
妊活をサポートしてくれるいい治療院・先生に出会えるといいですね。
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