妊活の一つとしてよく取り上げられている「鍼灸」(しんきゅうまたは鍼灸と読む)についてお話しします。
私は妊活に滞っていた時、鍼灸も視野に入れましたが、このような不安がありました。
- 鍼灸の効果ってどうなの?
- マッサージとかエステみたいなもんじゃないの?
- 鍼を刺すと何がいいの?痛そう……。
- なんか東洋医学って効果が分かりにくくて怪しげ
私は妊活に鍼灸を取り入れるかどうか迷っているうちの一人でした。
迷っているというよりもむしろ、怪しんでいて警戒すらしていましたよ(笑)
結論から言うと、鍼灸は妊活にとって強い味方!血の巡りがよくなることで、妊娠しやすい体に導いてくれます! 鍼灸に通い始めて3か月、42歳で自然妊娠に成功し、無事出産に至りました。
鍼灸については、様々な治療院が実績データを出してくれていますので、それを取り纏めて効果の検証をしてみたいと思います。
こちらの記事では、私が鍼灸を試すときに参考にした治療院のデータをまとめました。私自身が効果があると納得した過程をそれぞれのデータと一緒に見て行きましょう!
鍼灸をした場合の妊娠率
引用:http://niigata-hunin.com/data.html
鍼灸実施と非実施を年齢別に比較したデータですが 全年齢で妊娠率が上がっていますね。
特ににアラフォー以上で妊娠を目指す場合には鍼灸は強い味方になりそうです。
40歳台前半では2倍、40歳台後半では4倍に妊娠率が上がります。
これはひとつの治療院でのデータですので母数が小さいですから、この妊娠率が絶対だとは言い切れません。
でもどの治療院でも鍼灸の効果があると検証結果が出ています。また私の周りの妊活仲間の状況を見ても、この数値はほぼ正しいと感じます。
体外受精と鍼灸を併用した場合の妊娠率
引用:https://andm-harikyu.com/shojo/infertility
こちらは、体外受精と鍼灸を併用した場合の妊娠率データです。
1.5倍以上の効果がありますね。
- 卵子の質が上がった
- 採卵数が増えた
- 子宮環境が良くなった
鍼灸効果で以上の三点が改善され妊娠率アップにつながっています。
体外受精は、お金と時間体への負担が大きい治療ですから、なるべく1度で成功させたいですよね。
鍼灸はそういう人の希望になります。
不妊不育症状への適応
引用:https://www.ne.jp/asahi/harikyu/shinshindo/SSD_Funin.html
不妊の原因は様々です。排卵障害、月経不順、機能低下、ストレスなどありますが、これらの原因を複数抱えている人がほとんどです。
こちらの新聞記事からは、様々な不妊原因に鍼灸が効果をもたらしている、ということが分かりますね。
鍼灸によって以下のことが改善され妊娠に至ったことがデータとしてレポートされています。
- 子宮内膜が厚くなった
- 月経不順が改善された
- 不定愁訴が治った
- リラックス効果があった
鍼灸で妊娠しやすい体になっていった結果、妊娠することができたわけです。
重度の不妊への効果とは
引用:https://ameblo.jp/nakachoshinkyu/entry-12443049580.html
こちらの記事からは、重度の不妊にも鍼灸が効果をもたらしていることが分かります。
「(鍼灸)施術後1回目の体外受精で妊娠した30人のうち9人は、鍼施術の開始前に10回以上も体外受精を行いながら妊娠できなかった深刻な不妊症だった」
10回以上も体外受精を試みていて不成功だったけど、鍼灸施術を1回したら、9人が次の体外受精で妊娠した!!!!!驚愕です!
鍼灸すごくないですか⁉
流産のリスクの効果
自然妊娠であっても体外受精であっても、全妊娠数に対し流産は15%起こるとされています。
年齢によってリスクは異なりますが、40歳の流産率は非常に高くてなんと40%が流産となってしまいます。高齢での妊活には流産のリスクはとても身近です。
では、鍼灸をした場合の流産リスクを下げることができるか検証してみましょう。
引用:https://ivf-kyono.com/column/post-3569/
グラフの青が妊娠率、赤が流産率です。
このグラフからも、鍼灸を実施した場合明らかに妊娠率が上がって、流産率が下がるのが分かります。
私ミズガメは鍼灸治療をする前、39歳で2回、41歳で1回の流産をしています。
流産の原因は「卵子の老化」!妊娠自体はするものの、途中で受精卵の成長が止まってしまうことが続きました。
3回目の流産の後、本格的に体質改善の必要性を感じて鍼灸に通いだし、その3か月後に自然妊娠し、流産することなく出産に至りました。
鍼灸によって卵子の質向上に成功した結果、出産まで至り子供が無事生まれたという好例です。
鍼灸は、妊娠しやすい体に導いてくれるだけではなく、妊娠した後も妊娠を安定させ、その後もフォローしてくれるのです!なんとも心強いではありませんか!
鍼灸の妊娠効果
妊娠しにくい、流産してしまう人の特徴
- 排卵障害がある
- 月経不順・生理が重い・不定愁訴
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 子宮内膜が薄い
- 高齢で卵子の状態が悪い
- 卵子の数が少ない
鍼灸医院のデータから、鍼灸は血流を改善することによって以上が改善されることがわかりました。
- リラックス効果がある
- ホルモンバランスを整える
- 子宮環境を良くする
- 卵子の質が向上する
- 妊娠を安定させる
などの効果があって、それが妊娠につながっているということが言えます。
妊娠しにくい人、妊娠はするけれど流産してしまう人はひとそれぞれの不妊・不育の症状に効果をもたらしてくれるのが鍼灸なのだと実感しました。
東洋医学と西洋医学の違い
西洋医学は「悪いところをピンポイントに集中して短期に治す」もの。悪い部分にスポットを当てて短期対応していきます。たとえば、排卵誘発剤は数日で必ず効果が出ます。「短期で必然」が西洋医学です。
対し、東洋医学(鍼灸や漢方など)は「体全体のバランスを整えることで、悪い部分を改善し長期的に良い状態を保つ」という考え方。だから「気や血の流れ」が重視されます。全体を整えて結果的に悪い部分が良くなっていきます。時間はかかりますが、ナチュラルに良くなっていくので、体への負担が少ないです。「長期で自然」がキーワードですね。
全く考え方の異なる方法ですが、併用することで相乗効果となって、妊娠率の上昇につながります。
鍼灸はこわくない!
今ではすっかり鍼灸のすばらしさを知って、友達におすすめするほどですが、数年前の私は鍼灸って怪しげで、なんとなく避けていました。
妊活友達が鍼灸に通っているというのを聞いても「不妊の人が行くところだよね?私みたいにすぐ妊娠しちゃうけど流産する人は不妊じゃないから関係ないし~」なんて思っていました。
先にも書きましたが、鍼灸は、妊活中のどんな人にも対応できるオールマイティな治療です。不妊や不育の原因は人それぞれですが、どんな症状でも体質改善に導いてくれますよ。
街中にはたくさんの鍼灸院がありますよね。コンビニとか美容院とかもたくさんあるけど、鍼灸院も多い!つまり、それだけ市中で支持されているということ!鍼灸は昨今は世界中に広がりを見せているそうですが、特に東洋人には効くそうです。やっぱり東洋人には東洋医学ということなのでしょう。
鍼灸を警戒している人もぜひ、お近くに鍼灸院がないか調べてみてください。
妊活に明るい治療院であれば、通う価値大ですよ。美容院に行くような気持ちで覗いてみてください。
まとめ
鍼灸が妊娠しやすい体質作りをサポートしてくれる効果が期待できるということを、いくつかのデータ画像と共にお伝えしました。
- どんな不妊タイプ・不育タイプにも適応
- 深刻な不妊症にも効果が見られる
- 妊娠率が1.5倍以上上がる(40代では2倍以上)
- 流産率が1/3に減少
- 西洋医学と東洋医学は併用できて、相乗効果を生み出す
あなたも体質改善の頼れる味方・鍼灸を妊活に上手に取り入れて、妊娠を目指しましょう!!!
コメント