『妊娠するためには体質改善が大切』って聞いたことありませんか?
よく聞くけどいったい体質改善って何をしたらいいの?
運動?ダイエット?鍼灸?食事を変える?などなど方法も様々です。
情報も沢山あり、体質改善といっても妊娠するためには何をどうしたらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
私も、なんだかよく分からないけど、意識高い系女子を気取ってそれっぽいことをやってました(笑)そういう人はきっと多いはず。
そこでこの記事では、妊娠するために私が体質改善に本格的に取り組んでから3か月目の42歳で自然妊娠することができた体験を交え、体質改善についてお伝えします。
体質改善って実際何?
体質改善とは一般的にこのようにネットや著書で言われていますね。
- 『痩せやすい体になろう!』
- 『疲れにくい体を目指そう!』
- 『美肌を作る生活をしよう!』
など、妊活のための体質改善も同じようなことが言われているように思います。
と言っても妊娠は病気ではないし、そもそも体質改善が必要なのか...
はい、ここで問題提起!「体質改善」って言葉!これがまず問題です。いきなりですが、私はクレームを言いたい!
だってさ、体質なんてちょっとやそっとじゃ変わらないって!!!!
- もともと色黒の人が、食事を変えたら別人のごとく色白になるでしょうか?
- くせ毛の人が、睡眠を多くとったら、さらさらストレートヘアになるでしょうか?
- 筋肉質の人が、サプリを飲んだら華奢になるでしょうか?
なるわけないって!!!もう、声を大にして言いたいよ。
妊活道において、本当にポピュラーに軽々しく使われるこの「体質改善」という言葉!これ、誇大広告です。JAROに言うたろ案件です(笑)
妊娠するための体質改善とは
それは体の機能を向上させることです。
体質は簡単には変わりません。
だって、それがあなたの親からもらった個性であり体質ですから。
妊活においては、体質なんて改善する必要は私はないと思っています。
もともとのあなたの体質を活かして、ちょっと機能を良くすることそれだけでいいのです。
妊活道において、あまりにも体質改善という言葉が使われ過ぎているので、気づきにくいのですが、正しくは「体質改善」ではなく「機能向上」なのです。
『妊娠しにくい』とは
- 生殖器官の機能が衰えている
- 本来の機能がスムーズに動いていない
- 機能不全に陥っている
これを妊娠しやすい体に導くために、生殖器官を中心に機能向上をさせること、これが妊活における体質改善なのです。
例えば禁煙と温活
- 「禁煙」:即効果あり効果!今まで阻害されていた血流が改善されて子宮に栄養が行くようになります。喫煙者は、今この瞬間からタバコを止めましょう!
- 「体を温める」:いわゆる温活!冷えが原因で生殖器官の機能が落ちている女性は多いです。冷えていても妊娠できる人もたくさんいますが、その反面、冷えが主原因となって不妊になっている人もとても多いのです。温めることによって、子宮周辺の機能を向上させることができます。
つまり、妊活道における体質改善とは、ちょっとケアをして機能向上を図り、自身の持っている「妊孕力(にんようりょく、と読みます。妊娠する力のこと)」を引き出してあげることです。
体質改善なんていう大げさなことではなく、もともとあなたが持っている機能(妊孕力)を高めるだけ!
いろんな情報に「体質改善」という言葉が使われているけれど、実質は「機能向上・妊孕力」のことだと、脳内で言葉を変換しちゃいましょう。
妊活道における「体質改善」=「機能(妊孕力)向上」のことである!目覚めよ!妊孕力!
効果的な機能(妊孕力)向上とは
それは血流を良くすることです。
では、機能(妊孕力)向上とは具体的にはどうすることなのかについてお話しします。
妊孕力を向上させるには、「血流を良くすること」!すべてこれに尽きます!
血流を良くすることが健康と関係があるの?
お肌に例えてみます。
20代と40代では、目をそむけたくなるくらいの差がありますよね。
20年前と比べると、しみ、しわ、乾燥、くすみ、肌荒れなど、だいぶ老化による劣化を感じています。
ではでは妊娠に関連する臓器(子宮や卵巣など)はどうでしょう?
実はお肌同様生殖器官も劣化しているのです‼
40代のあなたの子宮周りはしみあり、しわあり、乾燥あり……そんな状況になっていると考えてみましょう。
内臓は見えないので気づきにくいけど、アラフォーの臓器は肌と同じように年を取っているんです。
- お肌VS子宮の機能向上方法
お肌:保湿、睡眠、ビタミン摂取、紫外線カット、マッサージなどを肌に直接アプローチを掛ける
子宮:血流を向上させ栄養を行きわたらせる
お肌のように直接成分をあてることができない子宮は機能向上のためにどのようにアプローチをする必要があるでしょうか?
そこで大切なのが「血流」です。内臓の機能向上には血流がすべてと言っても過言ではありません。
なぜなら、すべての水分や栄養分が血流で運ばれるからです。
大切なことなので、もう一度言います!「血流!これがすべてだ!」
血流を良くするための二つのポイント
血流を良くすることがとても大切だと分かりましたか?では、そのためには何をすべきでしょうか?
私が妊孕力向上のため、血流を良くすることを意識して行った二つのポイントをこちらでご紹介します!
この方法で42歳で妊娠することができたと思っているので是非ご参考にしてくださいね!
温活
ASP導入
血流を良くするための1つ目のポイント、それは「温活」です!
「温活」という言葉、聞いたことありますよね?体を温めることです。
献血をしたことあるけど、そういえば腕の下に暖かいクッションをおいて数分温めた経験があるよ
男性に比べて女性は血管が細く血の巡りが弱いため、献血では温めてからすることがあります。たった数分温めるだけで血の流れが良くなります。
体を温めることは血の巡りを良くすることにつながっているのがわかりますね。
温活方法
- 入浴(湯船につかる)
- 運動
- 手首足首などを冷やさない
- 飲み物は常温で
- 体を温めると言われる食べ物を摂る
- 鍼灸
などなど。手軽でお金のかからない方法もたくさんあります。
私はここに挙げたものはすべてトライしましたが、全部効果があったと思います。体が冷えにくくなりましたよ。
体のリラックス
血流を良くするための二つ目のポイント、それは「リラックス」することです!
ストレスがかかり緊張状態になると、どうしても体が硬くなってしまい血流も悪くなります。
当然、血流も悪く血流が悪ければ冷えもっと体が硬くなる、の負のループに陥っています。このままでは子宮に栄養や潤いが届かない状態が続き不健康の一歩手前に。
一刻も早く緊張を緩めてあげましょう。
リラックス方法
- 睡眠
- 笑う
- 楽しいことや興味のあることをする時間をつくる
- 運動
- 深呼吸を定期的にする
- 高いヒールを履かない
- 仕事を思い切ってやめる
などなど。こちらも方法はたくさんあります。
どれも手軽でしょう?こんなことでいいの?と拍子抜けするくらいですよね。でも、こんなものでいいのです。緊張を解くだけですから。
個人的には、「深呼吸」と「高いヒールを履かない」「仕事を辞めた」この3点がリラックス効果が高く、結果的に妊娠につながったと思います。
くつろぐ方法は人それぞれですから、自分なりの方法を探してみましょう!
妊娠を目指すときに知っておくべき基本
突然ですが、妊活中の流れを数式で表してみます。
- 体質改善=機能向上(妊孕力向上)
- 機能向上(妊孕力向上)=血流改善
- 血流改善=温活×リラックス
この記事を読んだあなたは、この3つの数式が成り立つことが分かりましたね?
この3つの数式の先には「妊娠」が待っています!!!
あなたがやるべき順番に式を並び替えるとこうなります。
温活×リラックス=血流改善=機能向上(妊孕力向上)=体質改善=妊娠
さらに不妊治療クリニックに通う人は、こんな数式になります。
(温活×リラックス=血流改善=機能/妊孕力向上=体質改善)+不妊治療=妊娠
*数式としておかしいところもありますが、ご勘弁を!
まとめ
不妊治療は、常日頃からこつこつと行っている体質改善にプラスアルファされるもの、と考えましょう。妊活中は病院に通いだすとそれがメインとなりがちですが、自然妊娠にせよ体外受精にせよ、生殖器官の機能を向上させておくべきで、実はそれが妊活の根底です。
簡単でやりやすいものでいいので、血流をよくするためにこつこつと活動してみてくださいね。
- 妊活における体質改善とは機能(妊孕力)を向上させることである
- 機能(妊孕力)を向上させるには血流をよくすること
- 血流をよくするには、温活とリラックスがポイント
- 温活もリラックスも簡単でやりやすいものから始めてみる
- 不妊治療は体質改善にプラスアルファされるものであり、妊活の根底は妊孕力を高めることである。
コメント