【漢方で不妊治療体験】内科と薬局の処方の流れ紹介!高齢の妊娠力を高める診察とは?

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漢方を妊活に取り入れてみようと検討中のあなた!

妊活といえば、鍼や漢方薬などの東洋医学の体質改善を取り入れている人も多いですし、トライしてみたいですよね!

ミズガメ
ミズガメ

漢方飲んでみたいけど、どうすればいいの?サプリみたいに気軽に買っていいのかな?そもそも漢方って病院での治療に必要なの?

うんうん、素朴な疑問が湧いてきますよね。

そんなあなたはぜひ、私の体験談を参考にしてくださいね。

高齢出産を経た私の病院での処方と薬局を利用した方法もお伝えしますよ。

漢方の処方方法とは

漢方薬は組み合わせによって無限大の種類があります。だからこそ人それぞれのお悩みに対応し体質改善に導いてくれます。

漢方薬はドラッグストアやネットでも買えますが、どんな薬があなたに合うかは分かりません。やはり、漢方的な診断をしてもらう必要があります。

診断をしてくれるところは次の二か所

・漢方内科、漢方外来などの病院

・カウンセリング薬局

診察や診断をしてもらってから漢方薬をもらいましょう。

病院での漢方内科処方体験

お近くに「漢方科」と明記された病院はありますか?

それが全然ないんだよねぇ。

実は漢方を主体としている病院は多くありません。ですので、「〇〇内科」とか「〇〇消化器科」みたいに「漢方科」という言葉を病院名や看板のトップに使っているところは少ないので、見つけにくいと思います。

「漢方・病院」で検索するとなかなかヒットしにくいかもしれませんが、通えそうな病院をピックアップした後で、診察科目を丁寧に見てみると見つかりますよ。

診察予約

病院が決まったら診察の予約をしましょう!

昨今は、老若男女、漢方を健康維持のために取り入れる人が多く、予約を取りづらい病院もあるようです。

不妊クリニックが漢方科のある病院に紹介状を書いてくれる場合もありますので、通っている病院に紹介してもらう、という手もありますよ。

また、不妊クリニックなどの検査データがある場合は忘れずに持っていきましょう。

ちなみに、私は鍼灸院の先生に紹介してもらいましたよ。

漢方診断の流れ

まず顔を見ます。血色や左右バランス、むくみなどを目視します。

そして舌を出すように言われます。最近はコロナの影響もあるので、先生とはアクリル板越しになるかもしれません。

そんな場所で、べーっと舌を出す(笑)けっこう滑稽な状態ですよね。でも、舌の状態は今のあなたの体調を知るために大切なのだそう。

それから今度は手を見せます。爪の状態や手荒れや指の開き具合などなどをチェック。

その後はお腹を見せます。

私は普段の病院での診察のように、がっつり服をめくり上げたら、「そんなに出さなくて大丈夫です」と先生に制止されました(笑)

それから先生と少しお話をします。

私の場合は、鍼灸院からの紹介状に東洋医学の観点からの所見も書いてあったので、先生と話す時間は短かったと記憶しています。

「昨年の今頃、大きなストレスはありませんでしたか?」など過去のことを言い当てられちゃうこともあるかもしれません。ちょっと楽しいですよね、東洋医学の診察って。

これらの診察やお話しからあなたの体質を見極めて、不妊を含めた現状のお悩みを探ってくれます。

肩こりや疲れやすさ、むくみなどなど不妊以外の不調についても診察時に話してみましょう。

このように漢方的な診断は、普通の西洋医学の病院の診察とは異なります。

血液検査やレントゲンなどもないので、不妊クリニック通いをしている人には、ちょっと物足りなさを感じるかもしれませんね。

占いのような要素もあって、面白いのですが、「それホント?」みたいな怪しげなポイントもあります(笑)

そんなところもひっくるめての東洋医学ですから、あなた自身も診察を楽しむといいですよ。

診察が終わるといよいよ漢方を処方してもらえます。

病院と薬局の違い

 

 

私は妊活中から妊娠中は病院で、現在は薬局で漢方を出してもらっています。

それぞれの特徴についてお話ししますので参考にしてくださいね。

病院処方のメリット

病院で漢方薬を処方してもらうことの最大のメリットは保険が使えるので安いということ。

こちらは私が漢方内科にかかっていた時の診察代(写真左)と薬代(写真右)の領収書です。

月に一度の通院で薬を出してもらっていましたが、月額で2000-3000円程度でした。

時期によって飲む薬は変わりましたが、常時2-3種を1ヶ月分処方してもらって、この金額でしたので、お財布には優しいですね。

また病院では西洋医学と東洋医学の両面から診察してもらえるので、安心感がありますよね。生理痛が重いことが気になって漢方をもらいに行ったら、筋腫が見つかった、なんてことも。

日常的な不調の中に病気が隠れていることもあるので、病院で漢方相談をしていれば発見してもらいやすいですよね。

病院処方のデメリット

反対にデメリットは、病院なので、あくまでも治療のための薬処方である、ということ。

特に治すべきものがない状態では保険適用の薬をもらうことはできません。

私は漢方がとても気に入ったので継続して飲み続けたかったのですが、妊娠が安定した12週頃に先生から「今回でもうお終いでいいですよー」と言われ、病院通いが終わってしまいました。

私の場合の悩みは「妊娠しづらいこと、妊娠しても不安定で初期流産を繰り返していたこと」だったので、これに対して漢方を処方してもらっていました。そのため、妊娠できて初期流産の危険性がなくなった段階で通院の必要がなくなり、漢方も処方されなくなったというわけです。

カウンセリング薬局とは

https://www.saihokunavi.net/shop/shop.shtml?s=95

お近くに「子宝」「漢方」と謳った薬局はありますか?

私の勝手なイメージですが、地域密着型の小さな薬局で「子宝」と並んで「滋養強壮」とか「慢性病」なんかの幟があるようなところ。

ドラッグストアと異なり、カウンセリング(診断や診察)をしてから処方してくれるのが特徴です。

診断の方法は病院とあまり違いはなく、顔や舌、手を見せて相談するというスタイルです。

一見入りにくいかもしれませんが、カウンセリングを軸に処方してくれるところなので、親身になって相談に乗ってくれますよ。

薬局処方のメリット

最大のメリットは丁寧なカウンセリングを受けられるというところ。

https://nikkanren.net/faq/

このように漢方薬局では、あなたのお悩みをしっかりと聞く時間を取ったうえで処方してくれます。

また、病院よりももっと幅広く体の不調に対して合う薬を探してくれます。小さな不調でも相談してみる価値ありです。

妊活中ならば、それに適した漢方をもらえますし、その後出産した後も続けて相談できます。かかりつけ医があるのと同様、かかりつけ薬局もあれば、長くお付き合いができますよ。

その人その人のこれからの健康を長い目で見てもらえます。

薬局によっては漢方薬だけでなく、栄養食品やサプリなどを取り扱っているところもあり、多方面から相談にのってくれますよ。

薬局処方のデメリット

次にデメリットです。

ずばり、お金がかかる!

保険が効きませんので正直高いです。病院で処方してもらい月に2000-3000円だった私の場合は、薬局で同じものを同じ量処方してもらうことになると、10000円を越えます。

妊活はどうしてもお金がかかりますよね。

どの程度漢方に金額を割けるかを考えたうえで、やっぱり安いほうがいいのか、多少高くてもかかりつけ薬局のほうが安心か、など、それぞれのメリットとデメリットを比べてみるといいでしょう。

まとめ

・漢方を処方してもらうにはまずは診察やカウンセリングを受ける

・病院か漢方薬局で処方してもらえる

・病院での漢方薬は保険が利くのでお財布に優しい

・病院では治療が終われば、処方も終わる

・漢方薬局は今後も長く付き合えて、かかりつけ薬局にできる可能性もある

・漢方薬局での処方は原則として保険が利かないので高額になる

東洋医学はなんとなく怪しげだな、と二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。絶対に効果が出るとも言い切れませんが、妊活の一つの手段としては取り入れやすいと思います。

興味があったら、ぜひ漢方科や漢方薬局を訪ねてみてくださいね。

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