【体外受精体験談】あなたの不妊原因はこれ?流産3回経験者が教える妊活治療の結果と学び!

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体外受精を試す 体外受精

42歳で超高齢出産をしたミズガメです!

私の妊活経歴…

3回の流産、自然妊娠、漢方医療、人工授精、体外受精を何度か一通りの不妊治療を経験しました。

私の場合、体外受精では残念ながら妊娠しなかったけれど学び多い体験でしたので、悩んでいる人に是非共有したいと思います。

この記事では私のように流産経験者、体外受精をしようか迷っている人、体外受精で結果が出なかった人へ前向きになれるような経験談をお届けします。

体外受精治療の通院回数や料金について、詳しくはこちら

体外受精をするべき3つの不妊タイプ


 まず始めに少しだけ予備知識を頭に入れてください。

 体外受精に有効な不妊症とは

  • 卵管性不妊(卵管閉塞や、ピックアップ障害など)
  • 乏精子症・精子無力症(男性要因の不妊)
  • 免疫性不妊(抗精子抗体な)

 この3タイプの不妊原因であれば、体外受精が有効とみなされます。

40代の体外受精体験記  

 41歳で体外受精を経験した私の場合についてお話しします。

同じく高齢で妊娠を目指す人はぜひ参考にしてください。 

妊活期間と治療結果の経歴

 まずは、3年間の妊娠実績と治療と結果について、ざっとお話しします。

39歳の時
  • 初めての自然妊娠 8週目で流産・手術
  • 二回目の自然妊娠 9週目で流産・手術
40歳の時
  • 不育症検査 不育症ではなかった
  • 半年で5回人工授精
  • 3回目の人工授精で妊娠 9週で流産・手術
41歳の時
  • 体外受精 妊娠せず
  • 6回目の人工授精 妊娠せず
42歳の時
  • 自然妊娠
  • 出産

私のように、流産を繰り返す場合は「不妊」とは少し違う状況なのですが、妊娠を目指すという目的は不妊治療クリニックと同じですので、遅ればせながら41歳1か月から病院通いを始めました。

通院は約1年間でした。

結局は自然妊娠で出産まで至ったのですが、妊活中の3年間では、流産3回、人工授精6回、体外受精1回というなかなか濃密な妊活でしたよ。

体外受精を試みた理由

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体外受精は何らかの不妊原因があって試す人が多いのですが、 

私は前述の不妊3タイプのどれでもありませんでした。

不妊理由は高齢ということだけで、不妊原因にあたる症状や病気・機能障害はありませんでした。

そんな私が、適応外でも体外受精をしてみようと思った理由をお話しします。 

  1.  体外受精の妊娠率が高いこと(18%~35%:年齢による)
  2. 「体外に取り出されてもなお成長している受精卵は強いはず」という仮定
  3. 「凍結胚ができるかも」という希望

この3点が体外受精に期待することでした。

妊娠自体はするものの、8,9週で流産になることが続いたことから、「今後育っていく受精卵ができること」が私の課題でした。

体外受精においては、胚盤胞まで培養士さんが見守ってくれるので、きっと強い受精卵ができるのではないか、と仮定したのです。

体外受精反対の医師の反応


 この仮定を先生に話し、体外受精にチャレンジしたい、と伝えたところ、先生の反応はいまいちでした。

「うううううううう~~~~~ん。体外やるの?そっかあ。」なんでもスピーディに進める人なのに、「うううううううう~~~~~ん」が長い!!そして、もう一度「うううううううう~~~~~ん」と唸ったあと、「そうだね、そういう考え方もあるね」と私の仮定に同意してくれ、体外受精をすることになりました。

きっと先生は「体外受精の適応じゃないし、しなくても妊娠するんじゃないかな~」と思っていたのだと思います。それは結果的には正しかったのだけど 。

体外受精をするための準備


体外受精をする決意してから先生に申し出るまで1か月、体外受精をするまでさらに1か月。

計2か月の準備期間にしたことがこの3つです。

  • 仕事を辞めた→これについてはまた詳しくお話しします。
  • 夫と海外旅行に行った
  • 鍼灸に通った→こちらについてもまた別の記事でお話しします。

 採卵までは通院がほぼ毎日になるため、体外受精実施の約1か月前に仕事を辞めました。

長年勤めた会社だったので、心残りもあったけど、頭と気持ちを切り替える良いきっかけになりました。

これを機に体質改善も進んだような気がします。

ちょうどお正月明けから体外受精治療が始まるので、年末年始に時間ができたこともあり、海外で羽を伸ばしてきました。

夫にとってもよい気分転換になったようです。

体外受精の2か月前から週2、3回鍼灸に通い始めました。

とくに体外受精前後は頻度を上げるとよいそうで、仕事を辞めたけど実はとても忙しかったです(笑) 

不妊治療heno

不妊治療への期待

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さて、強い受精卵を期待して行った体外受精ですが、残念ながら妊娠しませんでした。

そこで私は考えた!卵子も問題ありだけど、もしかしたら、外界に出てしまった精子もだいぶ弱っているのではないか?そうだよ!うちの旦那の精子はぼろぼろのくたくたのへろへろのよぼよぼだったんだ! 

もしかしたら……精子を外気に触れさせないようにしたほうがいいのかも!そんな気付きを得ました。そして、もう一度、基本に立ち返って、自然妊娠にトライしてみようと考えました。

その2か月後に、妊娠した!というわけです。

そして期待することの3つめ、凍結胚は1つできましたよ!

この凍結胚を使って二人目妊娠という可能性を持つことができました。 

40代前向きに取り組むべき妊活


高齢出産年齢ともなると、なかなか時間的にも不安になりますようね。

一つ一つ自分の悩みに向き合ってポジティブに体外受精を試みてほしい!是非まだ自分ではやっていないことチャレンジしてみましょう!

不妊原因が分からない場合

前述のとおり、私は高齢という理由のみで、とくに不妊原因にあたる機能不全や病気はありませんでした

つまり、体外受精の適応外です。

ですから、病院も体外受精を強く薦めることはありませんでした

ちょっと物足りないな~と感じるくらい、薦めてくれません。

このブログを読んでいる人は、高齢妊活者も多いかと思います。

私のように、不妊原因が分からないという人も多いでしょう。

こういうケースだとどうしても病院側は体外受精に消極的になります。薦められないから体外受精に踏み切れないという人もいるかもしれませんね。

私は体外受精をやってみたかったから、自分から申し出てみましたが、迷っている人は「自身に体外受精が有効かどうか、先生の感じ方を教えてください」と尋ねるのもいいと思います。

あくまでも「感じ方」です。

「予感」といってもいい。プロの予感を聞くのもありだな、と思いますよ。

結局のところ、適応外でも妊娠することもあればしないこともあるので、実施前はプロでも絶対!とは言えないのです。

だから「感じ方」や「予感」なのです!先生の反応や実際の実績データを照らし合わせて、自身で妊活の方向を決定していきましょう。

体質改善


これは体外受精に限らず、妊活中は絶対に必要なことです。

サプリを飲んだり運動したり、鍼灸に行ったりと方法は様々ですが、続けることが大事!体外受精は自然妊娠と比較して格段に妊娠率が高い方法ですが、でも強い卵子と強い精子が用意できなければ、妊娠にはつながりません。

高齢なだけで不妊原因が見当たらない人は、特に体質改善に着目してみましょう!

仕事と両立したい

体外受精は通院にかなりの時間を取られます。

仕事との両立が難しそうだから治療に二の足を踏んでいる人もいるかと思います。

私は仕事を辞めて治療に専念しましたが、仕事をしながら治療に踏み切る人もいます。

体外受精は生理1周期をかけて様々な過程を踏む治療ではありますが、でも言い換えると、28日間で終了する治療です。

1か月間、時間を工面すれば可能です。そう考えると仕事しながらでもできるような気がしませんか?

病院によっては、通院回数を減らす相談にのってくれるところもありますよ。

妊娠しなかったらどうしよという不安

そうですよね。

体外受精は高額ですし、ましてや仕事をセーブしたり辞めたりして治療に臨む人も多い。

結果が出なかったらどうしよう……と不安になるのは当然です。

絶対にこの方法が大正解!というのが不妊治療にはありません。

言い換えるとやってみなきゃ分からないのです。

私は妊娠しなかったけど、でも18%は妊娠します。

この数字を高いと見るか低いと見るかは、個々の考え方で異なりますが、私はこう考えました。

「できなかったらどうしよう」ではなく

「できたらこうしよう(やった!18%に入った!楽しいマタニティライフを妄想しちゃえ)」と

「できなかったらこうしよう(次の策を練る)」と考えました。

考え方一つで妊活道が明るくなりますよ!

まとめ

私の体験をアドバイスも含めお話ししました。

結構マインドが大事なんです!

不妊原因がはっきりしない場合は、やはり様々な方法を試してみることをおすすめします。

たとえ体外受精で結果が出なかったとしても、小さくても何か糸口のようなものが見つかることもありますし、目から鱗が出ちゃうくらい納得できるようなことも発見するかもしれませんし、霧が晴れたように自身の進む道が見つかるかもしれません。

生に相談しながら、自分に合う治療法を模索するのも妊活の醍醐味です。

体外受精費用50万円は私にとっては、とても有意義な授業料でしたよ。

私の体験が、迷っている人の一筋の光になればいいな。

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